指示代名詞とは?
指示代名詞とは何かを指し示す名詞のことであり、次の4つを指す。
- this(話者からみて近い。単数)
- that(話者からみて遠い。単数)
- these(話者からみて遠い。単数)
- those(話者からみて遠い。複数)
これを見て、「it」が存在しないことに違和感を感じた人もいるだろうが、実は「it」は指示代名詞ではなく「人称代名詞」に分類される。
これ・それ・あれ
日本語では、指示代名詞は次の3つを指す。
- これ
- それ
- あれ
実は、英語では、「それ」と「あれ」を区別しない。どちらも「that」を使う。
学校ではもしかしたら、「それ」=「it」と習ったかもしれない。
実際、「it」を「それ」と訳すとしっくりするケースが多いので間違えてしまうのも無理はない。
しかし、人称代名詞と指示代名詞は単に名前が異なるのではない。機能的な違いがあるからこそ名前が異なるのだ。
これについては別途。