どうしてYouには単数形と複数形の区別がないのか?
実は、現在使われているYouはもともとは複数形として使われてきたという歴史的経緯がある。
ちなみに、単数形は「Thou」。今でも聖書等で「汝」を表す単語として使用される。
「Thou」は「You」よりも「キツい」ニュアンスがあるらしい。
なので、一般に「Thou」より「You」が好んで使われ、「Thou」が廃れたというわけ。
そう考えると、なぜ、「You is」 ではなく、「You are」なのかが納得できる。
あなたとあなたたちの区別
あなたもYou、あなたたちもYou、ではどうやって区別したらよいのだろうか?
「あなたたち」とハッキリ示したい場合は「You all」を使う。